脳ドックでよく行われるのが「CT検査」です。CTは「Computed Tomography」の略。「コンピュータ断層診断」とも呼ばれることがあります。放射線を利用して、コンピュータ処理を加えることによって、より正確な映像が得られるのです。CT検査は、非常に高い検査能力があります。細かい検査が必要な、肺や気管支、胸部の病変に特化して行われるほどなのです。
CTの装置は、ドーナツ状。その真ん中の空洞部分をスライド式ベッドが移動して撮影を行うのです。ドーナツ状の検査装置がベッドの周りを回りながらスキャンしていくというワケ。脳ドックでのCTのメリットは、何といっても短時間で検査が終わること。MRI検査だと、30分前後かかる検査時間も、CTの場合は数10秒から10分位で完了。
この検査時間は検査条件によって多少変わってきますが、忙しい方にはオススメ。また、CTは検査中の音がないという点も嬉しいところ。閉塞感もありません。大きな音が苦手な方や閉所恐怖症の方には、CTでの脳ドック検査がオススメです。ただ、CTでの脳ドックを行う際の注意点もあるのです。
甲状腺や腎臓に病気やダメージがある方は受けられないと判断する検査機関もあります。気管支喘息の治療を行っている時も同様です。それから、ヨードに対してアレルギーを持っている方も慎重になる必要があります。検査結果をより正確にするためにエックス線吸収率の高い「ヨード造影剤」を注射することもあるからなのです。ヨードアレルギーの方は要注意。
微量ですが、放射能被爆被ばくに対しての理解も選択する上で重要なことです。それでもCT検査には、多くのメリットがあり、信頼も高い検査方法です。そのため脳ドックでも、CTを選択する方は多いものなのですよ。